実験動物問題班


動物実験は、化粧品・医薬品・食品添加物・農薬などの日用品や、企業・学校での研究など様々な場面で行われています。このような実験により、社会の発展が重要視されている一方、国際的にも、動物福祉に配慮した動物実験が求められています。例えば、日本と同じ先進国のEUを例に挙げてみると、2009年には化粧品の動物実験のほとんどを禁止することが決まっています。日本でもこれら海外の影響もあり、実験に使われる動物数は徐々に減っています。しかし、様々な分野で動物実験が行われている実態、また実験動物の福祉の考え方が日本では一般的にはあまり普及していないのが現状です。



 
 
活動目的
実験動物問題班では、研究者の立場と動物愛護観点の両方を踏まえながら、実験動物の福祉向上を目指して学会の参加や勉強会、キャンペーン活動を行っています。
 
 
 

活動内容

 
  • 動物実験の福祉などに関する勉強会
    実験動物の福祉を考えていく為に必要な基礎知識や現状、代替法に関する事などを勉強しています。
  • 学内での「実験動物の福祉」についてのキャンペーン活動
    学内で動物実験の実態、実験動物の福祉について普及啓発活動を行っています。
  • 学会・シンポジウムへの参加とシンポジウムの開催
    動物実験に関する学会やシンポジウムに参加して、実験動物の福祉について発表しています。 本学に動物実験に関する方をお招きして、「動物実験と動物実験の福祉」についてのシンポジウムを開催しました。                 
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