横山先生 †
助教授 横山 章光（よこやま あきみつ）
精神科医の臨床をやっていながら、人間と動物の関係を研究している変わり者です。
研究対象は、大きく分けて、「アニマル・セラピー（ロボット・セラピー）」「ペットロス」「動物虐待」「動物介在教育」「動物観」であると考えています。この分野に関わるためには、まず浅くても広い、全体的な知識が基本になります。
1963年生まれ。精神科医。ヒトと動物の関係学会事務局長。
共済立川病院のＭＰＵ（精神身体合併症治療病棟）勤務時に同院にてアニマル・セラピーを実践。
その後大和市立病院、防衛医科大学校病院精神科を経て、2005年４月から帝京科学大学アニマル・サイエンス学科勤務。
主著は「アニマル・セラピーとは何か」（ＮＨＫブックス）など。
訳書に「子どもが動物をいじめるとき：動物虐待の心理学」（ビイング・ネット・プレス社）フランク・アシオーン著がある。
現在編訳中・・・「子どもと動物の心理学：どうぶつたちのいるところ（仮題）」（ビイング・ネット・プレス社）ゲール・メルスン著
担当授業の紹介
動物介在療法学��
動物を人間の医療に用いるいわゆる「アニマル・セラピー」を目的とした講座の入門編。
臨床心理学
精神疾患全体を一通り自分の頭の中で理解・整理する。
大学院の講義の紹介
臨床心理学特論
山本先生 †
講師 山本 央子（やまもと なかこ）
デルタ・ソサエティ認定セラピー・アニマル・ハンドラー。
1989年渡米、1993年よりデルタ・ソサエティ会員、1994年より、愛犬ヘンリーと共に認定チームとして、様々な動物を介在させるプログラムに参加。感謝状・特別プログラム賞などを授与される。
1999年〜2000年まで、ニューヨーク地区のプログラム顧問を努め、ボランティアの育成指導に従事。
1995年よりアメリカ動物虐待防止協会にて、家庭犬、セラピー犬のトレーニングに従事。
現在、フリーランスで問題行動のカウンセリング、セミナー講師、大学や専門学校などで若い専門科の指導に従事。
担当授業の紹介
アニマルセラピー概論
「動物を介在させたプログラム」を歴史的な背景から、また、現実的な日常の暮らしに至るまで、人と動物の関わりを通して人の社会を考えてみる。動物からの癒しを求める前に、人の社会で暮らす愛玩動物たちの福祉に関しても考えてみたい。
セラピーアニマル育成論
「アニマルセラピー概論」で学んだ知識や理論を実践へと展開する為に必要な事柄を認識する。
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